イベント内容
久万美の主軸コレクションである井部コレクションの大きな特徴の一つに、「夭折の画家たち」というキーワードがあげられます。狷介なまでに独自の画法を開拓するがあまり短い生涯を遂げた画家たち。その代表的な作家が22歳という若さでこの世を去った、村山槐多と言えるでしょう。村山槐多は従兄で画家の山本鼎から、「小生は槐多の芸術的の天性を愛惜して居ます、……もし、発達すれば、小生などは、とてもかないさうもない位なものになるかも知れないと思われる」と評されました。久万美所蔵の《裸婦》や《芍薬》は、槐多が18歳頃の作品。さらに本展では、槐多が12歳頃に、『日本少年』に寄稿した詩や作文も展示します。槐多の早熟な芸術性を感じ取ることができます。
いわれ・開催趣旨
年に1回行われる自主企画展は好評。美術館としては珍しい地元の久万杉を使った木造平屋建築で、まるで森の中にいるような心地よさ。
イベント概要
- イベント名
- 作家の年齢別にみる 早生と老熟(2022年度久万美コレクション展)
- 開催日時
- 令和4年12月20日(火)~令和5年5月12日(金)
- 開催場所
- 久万美術館
- 連絡先
- 0892-21-2881
- Access
- アクセスマップ
〒791-1205 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2−1442−7
● 松山空港から・・・車で約55分
● 松山ICから・・・車で約35分
● JR松山駅から・・・JR四国バスで約70分 乗継 伊予鉄南予バス5分